ゴールデンウィーンや週末、さまざまなところでフラのイベントが開催されています。
美しさあふれる若き女性からシニアまでがステージで魅了してくれます。そんなダンサーにあこがれてフラ入門。最寄りのカルチャー教室やフラスタジオへ参加。このような経験があるひとは多いのではないでしょうか。
ところが楽しい気分で参加したのはつかの間、時間が経過するにつれて楽しさを失い、あるときから苦痛にさえ感じるという何人ものフラ入門者の話をきいたことがあります。その理由とはなんでしょうか。
目次
フラを嫌いになる理由
理由は細かいことを言えばたくさんありますが、おおよそふたつの理由があります。
- 個人と教室(スタジオ)の目指すものが異なる
- お金と人間関係
具体的には次のようなことです。
個人と教室(スタジオ)の目指すものが異なる
初めてフラを習うひとの動機や目的はさまざまです。「楽しそう」「健康のため」「フラで頂点を目指したい」「友達のさそい」「友達づくり」など。ひとによって異なるのは当たり前のことです。しかしながら、この個人の動機や目的が教室の方針とベクトルが異なるとただただ負のスパイラルに陥るのです。
例えば、ゆるくフラを習いたいという動機のひとが教室にはいったあとで、スパルタ的なレッスンを受けるハメになったらどう感じるでしょうか。その逆もあります。少しでも早くフラの上級者になりたいのに長期間にわたり初心者的なレッスンしか受けられなかったとしたらどうでしょうか。どちらのケースも不満とストレスが貯まるだけです。まして、お金を払っているのに自分の思うような体験ができなければ辞めたいと考えるのも普通ですね。
このような事態になりたくなければ、入会時に教室の方針をしっかりと確認することです。しかし、教室はビジネスです。スタジオの賃貸料もあれば、光熱費なども発生します。会員をそれなりに囲いこまないと赤字になり、運営ができなくなります。そこで会員を増やすために、入会希望の懸念を取り除くことが必要となり、都合の良いことしか伝えないこともあります。この点は注意が必要です。
お金と人間関係
本格的なフラスタジオに入会すると、月謝以外に衣装代やワークショップの参加費用など次々にお金がでていきます。これを当たり前と考えている会員からすれば問題はありませんが、月謝以外にお金がかかる、しかも、月謝以上の費用がかかるとなるとその時点でテンションが下がります。お金で不信感がでてくると、ほぼ例外なく人間関係もわるくなります。特に、本場ハワイからクムフラを招いて行うワークショップは参加料が高額であることが多いのが実態です。さらに良くないことに、高額な授業料はクムフラの高級ホテルの滞在費とその弟子にあたる教室のオーナーとの飲食代で消えてしまうことも多く、それを良く思わないひとが多くいることも事実です。
自分にあった教室を探すことが重要
せっかくフラを習うならば楽しくなければ意味はありません。動機や目的はいろいろあります。自分にあった教室を探して、入会前にはしっかりと教室の方針を確認しましょう。あわせて、月謝以外の出費も確認しておきましょう。
近年、フラ教室のマネジメントの在り方に変化がでてきています。利用者の若返りです。いままでのような昔ながらのやりかたでは会員を囲いこむことはできません。また、別の機会に紹介します。
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