「海外旅行」の代名詞をあげるとするならば、どの旅行先が真っ先に思い浮かびますか。おそらく、ハワイ、グアム、韓国、中国、フィリピン、シンガポールなど名前があがるのではないでしょうか。各国の行政や旅行業界が集計しているデータで旅行客数を知ることはできますが、いまや海外旅行の選択肢はいくつもあり、ひとによって思い浮かぶ旅行先も様々です。

このサイトはハワイの情報を中心に運営していますのでハワイ贔屓です――。ですから、多少の偏見はご容赦下さい。昭和のクイズ番組や商品などの豪華懸賞と言えばハワイ旅行でしたし、著名な芸能人の長期バカンスやプロ野球の優勝チームのご褒美として名前があがるくらいメジャーでした。「海外旅行と言えばハワイ」「豪華懸賞と言えばハワイ旅行」「憧れの結婚式はハワイウェディング」など洗脳されている時代がありました。そして時は移り、平成の現在、人気のある海外旅行先がどこであるか気になりませんか。

ハワイは海外旅行先上位

日本旅行業協会が2016年に公開した「海外旅行者の旅行先トップ50(受入国統計)」というデータがあります。これは受入国統計をベースにした日本人海外旅行動向の目安です。こちらのデータを参考に2014年の人気ランキングベスト10をまとめると次の表になります。

順位訪問先日本人旅行者数
1アメリカ 3,620,224
2中国 2,717,600
3韓国 2,280,434
4台湾 1,594,911
5ハワイ州 1,510,938
6タイ 1,254,858
7香港 1,078,766
8シンガポール 824,741
9グアム 810,856
10フランス 784,423

1位のアメリカ、2位以下はアジア諸国がエントリーしています。ハワイは健闘して5位でした。現在もハワイは海外旅行の代名詞のひとつであることがわかりますね。次はハワイに焦点をあててみましょう。

ハワイ旅行者増も日本人は減少傾向

HTAが公表したデータを元に、1989年から2015年までの空路による旅行者数とそこに含まれる日本人の比率をまとめました。それが次のグラフと表です。

ハワイ州観光客数

全観光客日本人観光客割合
19896,488,4221,360,24921.0%
19906,723,5311,492,78622.2%
19916,518,4601,438,58522.1%
19926,473,6691,705,86026.4%
19936,070,9951,666,27527.4%
19946,364,6741,819,33228.6%
19956,546,7592,048,41131.3%
19966,723,1412,146,88331.9%
19976,761,1352,216,89032.8%
19986,595,7902,004,35430.4%
19996,741,0371,825,58827.1%
20006,948,5951,817,64326.2%
20016,303,7911,528,56424.2%
20026,389,0581,483,12123.2%
20036,380,4391,340,03421.0%
20046,912,0941,482,08521.4%
20057,416,5741,517,43920.5%
20067,528,1061,362,87818.1%
20077,496,8201,296,42117.3%
20086,713,4361,175,19917.5%
20096,420,4481,168,08018.2%
20106,916,8941,239,30717.9%
20117,174,3971,241,80517.3%
20127,867,1431,465,65418.6%
20138,003,4741,518,51719.0%
20148,196,3421,511,73918.4%
20158,563,0181,482,30417.3%

グラフを見ていただけるとわかりやすいですが、近年、ハワイの旅行客は増加傾向にあります。すばらしいことです。一方、そのような中で日本人旅行客に着目しますと、1997年をピークに減少傾向にあり、近年は横ばいです。全体の旅行客数から見ると。日本人の比率も減少傾向にあります。アジア諸国の中では、日本人旅行者が最も多いですが、ハワイの旅行者増への貢献度は低いようです。

※参考

日本旅行業協会ホームページ(http://www.jata-net.or.jp/)
Hawaii Tourism Authority (HTA)ホームページ(http://www.hawaiitourismauthority.org/)